所用で和歌山に行った帰り、JRで和歌山駅→大阪駅が1270円のところ、天王寺で一度降りると、和歌山駅→天王寺駅が870円、天王寺→大阪駅が200円で、200円安くなるということで、天王寺駅で降りて、以前乗り物ニュースの記事で気になっていた南海天王寺駅の痕跡を見てきました。
南海天王寺駅のホームは、JR天王寺駅のホームの南に並んでいたということですが、今では天王寺MIOの敷地となっています。
南海天王寺駅の名残は、阿倍野歩道橋からJR天王寺駅に降りる階段から見えるミオプラザ中2階のサンマルクカフェで、店名が南海天王寺駅店となっています。
ちなみに、その下の1階は南海そばになっています。
歩道橋やあべの筋の跨線橋から西側を見ると、JRの各線の左(南)に南海の線路跡の細長い空き地が残っています。
その空き地の西端まで行くと、仮囲いのドアには南海建設興業の表示、敷地角の境界表示には前の南海のマークがありました。
その先は東横INNが建っていますが、東横INNから南西方向を見ると、あびこ筋の向こうに阪神高速の下をくぐる空間があり、天下茶屋駅の方までつながっていた形跡が見られます。

乗り物ニュースの記事:
 

天王寺1
阿倍野歩道橋の階段から
天王寺2
今でも南海天王寺店
天王寺3
その下は南海そば
天王寺4
西を望む
天王寺5
空地の西端より
天王寺6
空地西端のドア
天王寺7
空地南西角の境界表示
天王寺8
東横INNの前から南西を望む